リウボウストアは8日、那覇市松尾の同社で琉球新報社が提供する新聞活用ビジネス講座を開いた。新入社員4人が気になる記事を切り抜いて作る「まわし読み新聞」や、見出しを考える「桃太郎新聞」などを通じ、仕事に役立つコミュニケーション術を学んだ。
講師を務めた琉球新報社地域読者局の関戸塩プロモーショングループ長は「沖縄の県民のために県紙は作られている。県民のためにある企業なら地域の情報に目を向けてほしい」と新聞からの情報収集を勧めた。
受講生は全国紙や地方紙から「能登半島地震 伝統工芸に打撃」「ポーク卵おにぎり人気上昇」など気になった記事を選んで意見交換し、まわし読み新聞を作った。受講した大城悠生さん(23)は「これまでも新聞を読んでいたが、読み方が学べて楽しかった。自分に必要な情報をこつこつ積み立てていきたい」と話した。
講座に関する問い合わせは地域読者局、電話098(865)5013。