島袋 良太 県中小企業団体中央会は13日、那覇市内のホテルで本年度の通常総会を開催し、新会長にいしだ文栄堂社長で県書店商業組合理事長の小橋川篤夫氏（70）を選任した。新たな副会長には那覇青果物卸商事業協同組合理事長の名嘉重則氏（71）、トータル・ビジネス・クリニック協同組合理事長の西里喜明氏（65）が就任した。専務理事は元県監査委員事務局参事の喜友名朝弘氏（64）が就いた。
小橋川氏は「中小企業は深刻な人手不足、円安、仕入れ資材高騰と対処すべき課題が山積みだ。組合が直面している課題やニーズに応じた支援をしていく」と抱負を語った。
任期満了を迎えた岸本勇会長（73）は退任し、島袋等副会長（70）は留任。総会では今年9月に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれる第63回中小企業団体九州大会の成功を目指すことを確認した。
優良組合には、協同組合沖縄県鉄構工業会、拓鐵事業協同組合、沖縄生麺協同組合、沖縄税理士協同組合の4組合を選出。組合功労者15人、組合事務局優秀専従者12人、組合事業所優秀従業員2人、中央会事務局優秀専従者1人、合計30人の個人も表彰した。
（島袋良太）
