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台湾屏東と交流活性化を 周県長と知事が意見交換


台湾屏東と交流活性化を 周県長と知事が意見交換 玉城デニー知事(前列中央)と今後の交流促進などについて意見を交わした台湾屏東県の周春米県長(同右から6人目)ら=5日午後、県庁
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 台湾屏東県の県知事に当たる周春米県長=写真前列右から6人目=ら関係者が5日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、今後の交流促進などについて意見交換した。周氏は「県レベルでつながりができると予算面でも計画がしやすくなる。交流できることを願っている」と語り、農業や観光、教育などについての交流活性化を要望した。

 台湾最南端に位置する屏東県は人口約80万人で、農業と観光を主要産業とする。今年1月には、鹿児島県と双方の交流活性化を図る連携協定(MOU)を締結した。今後、沖縄県とも交流を深めたい考え。

 玉城知事は「民間レベルで幅広く良好な関係が続けられていることでさらなる発展が期待できる。交流促進を支援したい」と述べた。

 (當山幸都)