軽自動車　普及台数過去最多　２３年末　沖縄は９１．２台、全国１０位

　２０２３年末時点の１００世帯当たりの軽自動車普及台数は５４．４９台と２年連続で増加し、算出可能なデータで過去最多となった。性能が上がって平均使用年数が伸び、新車販売も好調だった。全国軽自動車協会連合会（全軽自協）が５日、発表した。
　軽自動車の保有台数約３２００万を、全国の世帯数約５８７４万で割って普及台数を計算した。都道府県別では、長野が１０４．２台と５年連続の１位で、鳥取（１０２．７台）、島根（１０１．８台）、佐賀（１０１．７台）、山形（９９．７台）が続いた。沖縄（９１．２台）は１０位。地方では複数台を保有する世帯が多く、車両価格や維持コストを低く抑えられる点が受け入れられた。
　反対に都心部では浸透しておらず、最少は東京（１２．２台）で神奈川（２３．７台）、大阪（２８．１台）が続いた。