「シマ茶」シリーズ 一杯ごとに香り広がるティーバッグ イートンポート(那覇市)<優良県産品・NEXT部門>


「シマ茶」シリーズ 一杯ごとに香り広がるティーバッグ イートンポート(那覇市)<優良県産品・NEXT部門>
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 「さんぴん茶」の古里とされる中国福建省に留学中の平山義晃さん。本場の味に衝撃を受けて、お茶に魅了された。皇帝も飲んだという上級品を継承しつつ「新しいさんぴん茶を作りたい」という熱い思いを抱き、商品企画や輸入販売を行う「イートンポート」(那覇市)を設立し、「シマ茶」シリーズとして形にした。

 1級茶葉を使用することで、香り高く鼻から抜けるような甘さと透き通った琥珀(こはく)色の商品化を実現した。それをベースに、シークヮーサーやハイビスカスなど南国のフルーツやハーブをブレンドして新たな可能性を開拓した。パッケージには沖縄らしいデザインを配したことで若い人の目にも留まるよう意識した。その他、一杯ごとに香りが広がるティーバッグにしてお土産や贈り物としても喜ばれる仕様となっている。

 今後は語学力を生かし、さまざまな沖縄産の逸品を発信したいと意気込む。

 9月10日までのクラウドファンディングは3500円から応援を受け付け。3万円コースはシマ茶5種類各12袋入りを応援購入可能だ。


 県の優良県産品推奨事業「NEXT部門」の申請商品を紹介。琉球新報のクラウドファンディング「YUIMA」が一次審査となる。

【NEXT優良県産品エントリー】新しい「さんぴん茶」を沖縄の定番土産に!https://yuima-okinawa.jp/project/detail/1054