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「骨があるところ難しい」 名護 東江小5年生、魚さばき体験


「骨があるところ難しい」 名護 東江小5年生、魚さばき体験 シチューマチやアカマチをさばく5年生の児童=7日、名護市の東江小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

 【名護】子どもたちに命の大切さなどを学んでもらおうと、名護市の東江小学校で7日、魚さばき体験があった。5年生が参加し、アカマチやシチューマチなどの魚をさばいた。同日は授業参観日で、参観に訪れた保護者らも、児童らの様子を見守った。

 魚さばき体験では、名護漁協から提供された10万5千円分の魚を、児童らが1尾ごとに丸ごとさばいた。市内の漁師らも講師として参加し、さばき方をアドバイスした。児童らはひれをはさみで切り取る際に「硬すぎる」などと悪戦苦闘している様子だったが、友人らと協力しながら、刺し身にした。

 アカマチをさばいた久高麗椰さんは「骨があるところをさばくのが難しかった。みんなと楽しめてよかった」と笑顔を見せた。

 (金城大樹)