3月6~7日の県立高校一般入試に臨む中学3年生を食の面から応援しようと、豊見城市立伊良波中学校は14日、学校栄養職員の桃原奈奈さんによる食生活の特別授業に取り組んだ。記憶力や集中力などを高める栄養素や、お薦めの食事を紹介した。
桃原さんは「まだ間に合う! 脳を知れば受験に勝てる」と題し、脳に必要な栄養素として(1)脳のエネルギー代謝を高める「ブドウ糖」(2)頭の回転を良くする「タンパク質」(アミノ酸)(3)記憶力を高める「レシチン」(4)集中力を高める「カルシウム」(5)脳の活動全体の活性化を促す「ビタミンとミネラル」を紹介した。各栄養素が含まれている食材も挙げた。
入試当日のお薦めの食事として、体を温めるみそ汁や腸の調子を整える発酵食品などを例に「自分に合った時間や量を試して、自分だけの必勝飯を探して」と話した。
3年4組では「ノリを巻いたおにぎりを食べる」「牛乳もちゃんと飲む」などの声が上がった。松川佳史さん(15)は「よくかむと脳が活性化すると聞いた。自己最高点数を目指して食事も気をつける」と意気込んだ。 (高橋夏帆)
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受験に勝つ食事紹介 伊良波中で栄養職員が授業
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琉球新報朝刊
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