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子ども支援でシンポ 那覇で16、17日、東京学芸大


子ども支援でシンポ 那覇で16、17日、東京学芸大 子ども支援を考えるシンポジウムへの来場を呼び掛ける東京学芸大学の神谷康弘客員准教授(左)と村田和之さん=4日、那覇市の琉球新報
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 東京学芸大学こどもの学び困難支援センターsureが16、17の両日、那覇市のオリオンホテル那覇で「誰一人取り残されない子ども支援に向けて」をテーマにシンポジウムを開催する。16日のみオンライン参加もできる。4日、同大学客員准教授の神谷康弘さん=写真左=らが那覇市の琉球新報社を訪れPRした。入場無料。
 神谷さんは「貧困問題の実態や取り組みについて知ってほしい。特に子どもの居場所の資金繰りで困っている方や学校関係者に来てほしい」と呼びかけた。
 沖縄県内の実践や、学びの多様化学校に関する調査研究を手がかりに、子ども支援について考える。16日は午後1時半開会。沖縄大の山野良一教授が基調講演し、浦添市教育委員会や浦西中教頭らが実践発表する。センターの研究報告や事例報告者との対談を交えたパネルディスカッションもある。17日は午前10時開会。六つのプレゼンブースで名護こども食堂チームなどが実践事例や開発中の子ども支援コンテンツを紹介する。
 事前申込みが必要で、申込みはQRから。14日まで受け付ける。シンポジウムの詳細はセンターのホームページで確認できる。
 問い合わせは080(1106)6103。