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「台風の記事、理科の授業で」 教諭ら校種ごとの新聞活用学ぶ


「台風の記事、理科の授業で」 教諭ら校種ごとの新聞活用学ぶ 新聞記事を読んで意見交換する教諭ら=5月25日、那覇市久茂地の沖縄タイムス社
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 県NIE推進協議会(仲村守和会長)は5月25日、那覇市久茂地の沖縄タイムス社で第38回おきなわNIEセミナーを開催した。「始めてみようNIE~楽しく続ける実践方法~」をテーマに、日本新聞協会認定NIEアドバイザー6氏が小中高校・特別支援学校の校種ごとに具体的な新聞活用の実践例や効果を紹介した。教諭ら約20人が参加した=写真。
 講師は、西原東小の甲斐崇校長、西原町教育委員会の佐久間洋指導主事、県立鏡が丘特別支援学校の比嘉美保教諭、読谷中の松田美奈子主幹教諭、興南中の國吉美穂教諭、国頭村教育委員会の宮城英誉指導主事が務めた。
 松田主幹教諭は「新聞は生きた教科書で情報の宝箱。世の中と自分をつなげてくれるツールで、発信する力や書く力を養うことができる」とNIE活動の意義を強調した。
 参加した牧港小の永山覚教諭は「実践例を聞いてNIEのハードルが下がった。理科の授業で台風などの記事を活用できると思った。これからはNIEを意識した視点で授業に取り組んでいきたい」と抱負を語った。(豊浜由紀子)