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お話大会今年で終了 県P連役員が就任あいさつ


お話大会今年で終了 県P連役員が就任あいさつ 就任あいさつで琉球新報社を訪れた県PTA連合会の玉城博紀会長(前列中央)ら=4日、那覇市泉崎
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県PTA連合会の玉城博紀会長ら新役員は4日、就任あいさつで那覇市の琉球新報社を訪れた。同会は2日、同市の沖縄産業支援センターで2024年度定時総会を開き、長年継続してきた県小中学校童話・お話・意見発表大会を終了するなどの事業計画案や役員改選案を承認した。
 大会について、児童生徒の語彙(ごい)力向上という当初の目的は一定程度果たしたほか、類似の大会なども増えているとして、24年度の75周年記念大会をもって終了する。今後、同大会に代わる行事の開催を検討していくという。
 玉城会長は、PTA活動について近年、意義や役割を問う声が寄せられるなど課題が出てきていると説明し「PTA活動の根底は子どもたちと学校を支えること。地域や行政とも連携し、情報共有しながら課題解決に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
 役員改選では副会長に新任で中村大介さん、再任で田場亜紀さん、安座間智美さん、吉村聡子さん、事務局長に伊佐嘉巳さんが就任した。
 (外間愛也)