沖縄大学(山代寛学長)は8月23日、東京外国語大学(林佳世子学長)と国内留学や単位互換に関する連携協定を締結した。同大で調印式があり、山代学長と林学長が協定書に署名した。
沖大が同様の協定を締結したのは国内14校目で、国立大との協定は初めて。
沖大によると、1972年の学校教育法改正で大学間の単位互換が認められて以降、大学の学部レベルで制度化したのは同大が全国初。現在、沖大から年に数人から十数人が同制度を利用して国内留学に臨んでいる。
沖大の国内留学は1年または半年、単位互換の協定を結んでいる県外の大学で学べる制度。学費等は新たに発生せず、留学先の大学で履修した授業の単位は沖大の卒業単位として認められる。
山代学長は「参加した学生はすごく成長して帰ってくる。他でも沖大と連携したいという話が上がっており、今後も提携先を増やしたい」と意欲を見せた。
(外間愛也)