【宜野湾・恩納】視察で来県中の経済同友会の櫻田謙悟代表幹事(SOMPOホールディングスグループ社長)らは6日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場や恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)を視察した。櫻田氏は普天間飛行場について「返還を早く進めるための協議は進めるべきだ」と述べた。
櫻田氏は普天間飛行場について「(明確な返還時期が分かれば)予見可能性が高まり、民間企業も具体的にプロジェクトを検討していくことが見えてくる」と強調した。松川正則宜野湾市長は市役所での面談で「(普天間飛行場の)跡地開発で皆の力添え、支援を頂けたら」と要望した。
OISTではピーター・グルース学長と意見交換した。グルース学長は科学イノベーションを推進し、新たな産業や雇用を創出する拠点整備を目指す「イノベーションタウン構想」を説明し、支援を求めた。