歌って踊って寄付募る 沖縄の若手実演家 街頭公演で151万円


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
首里城再建のためのチャリティー公演で琉球舞踊を踊る県立芸術大生ら=3日、那覇市のパレットくもじ前

 首里城再建のために、県立芸術大生を中心とした若手実演家らが首里城チャリティーコンサートで集めた募金151万4947円を5日、那覇市に寄付した。コンサートは那覇市のパレットくもじ前で3日に開き、ネーネーズによる民謡、琉球芸能、洋楽アンサンブル、ダンス、首里寒川町青年会の旗頭などが行われた。

 コンサートは、舞台活動を通じて知り合った若手実演家らが声を掛け合って実現した。開催に向けて10月31日に会員制交流サイト(SNS)などを通して参加者を募ったところ、100人以上が参加した。

 企画者の一人、平岡あみさん(25)は「月日がたつにつれ、できることも変わってくると思う。今回のことでたくさんのつながりができたので、次へとつないでいけるよう、考えたい」と話した。