名護、2年連続花園へ 高校ラグビー県予選 コザに22-12


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名護-コザ 前半、守備の隙を見極めた巧みな走りでトライを挙げる名護の具志堅竣祐(右)=14日、名護市の名護21世紀の森ラグビー場(大城直也撮影)

 ラグビーの第99回全国高校大会県予選最終日は14日、名護市の21世紀の森ラグビー場で決勝を行い、名護が22―12でコザを下し、栄冠を勝ち取った。名護の「花園」出場は2年連続、18度目。

 8年連続で同じ顔合わせとなった決勝。フォワードを起点に相手守備を崩し、バックスが隙間を突破する理想の攻撃を展開した名護が前半だけで3トライを挙げ、リードを奪う。

 前半終了間際、コザが反撃を開始。徹底したモール攻めでトライを奪い、後半4分にも同様な形で追加点を挙げ、7点差まで詰め寄った。その後もコザが押し込んだが、名護が粘りの守備で追い上げを許さず、10点差で逃げ切った。

 東大阪市の花園ラグビー場で行う全国大会は、12月1日に抽選会を行い27日に開幕する。決勝は来年1月7日。