【読谷】ラグビーのワールドカップ(W杯)で日本代表選手として活躍した流大選手や松島幸太朗選手が所属するラグビートップリーグのサントリーサンゴリアスが14日、読谷村宇座のZANPAプレミアム残波岬ボールパークでキャンプインした。22日までの期間中、選手たちは強化トレーニングで汗を流すほか、地元住民や子どもたちとも交流する。
15日午前、同ボールパークで歓迎セレモニーが開かれた。自身もラガーマンだった石嶺伝実村長は「W杯の余韻が残る中、トップリーグの強豪を迎えることができて喜んでいる。読谷村でキャンプを張ったチームが優勝することを期待している」と激励した。
ミルトン・ヘイグ監督は「大事な時期に素晴らしい天候でラグビーができる」と喜び、実り多いキャンプとなるよう練習に励みたいと語った。
統率力と機敏なプレーで初のW杯ベスト8入りに貢献した流選手(SH)は、日本代表が活躍できた理由に「沖縄キャンプの土台があったから」だと語り、3月に村内であった日本代表候補の合宿への協力に感謝した。次期シーズンについては「今年はスタッフや選手が新しく変わった。キャンプでチームの一体感を高めてシーズンに入っていきたい」と意気込んだ。
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