社会

米軍機パネル開き飛行 不具合か、嘉手納緊急着陸

右主脚のパネルが開いたまま飛行する大型輸送機C17グローブマスター=25日午前、米軍嘉手納基地周辺上空

 【中部】米軍嘉手納基地で25日午前11時55分ごろ、米空軍の大型輸送機C17グローブマスターが緊急着陸した。目撃者によると、同機は午前10時40分ごろに嘉手納基地を離陸した際、機体下部の左右にある横幅50センチ、長さ1メートル弱程のパネル(扉)がいずれも開いたままの状態だった。何らかの不具合があったとみられる。パネルはフレアやチャフといったミサイル回避装置の収容スペースを覆うもの。現時点でけが人などの報告はないが、万が一、装置や部品が民間地に落下していたら大惨事になりかねなかった。

 輸送機は米ウエストバージニア州空軍基地所属とみられ、24日午後、嘉手納基地に飛来していた。

 目撃者によると、機体は南側滑走路から沖縄市方面へ飛行。約1時間後に緊急車両が待機する中、嘉手納基地に着陸した。着陸時も左右のパネルは開いたままだった。県道74号から数百メートル離れた誘導路に移動後、整備士や兵士らがパネル周辺を点検する様子が確認された。

 本紙取材に対し沖縄防衛局は、米軍から「全てのパネルは当該機体に付いていた。何も遺失していない」との回答があったと説明。飛来目的と所属については「米軍の運用に関わることであり、承知していない」とした。

 嘉手納基地では25日午後3時15分ごろ、同基地所属のF15戦闘機1機が緊急着陸する事案も発生した。



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