【宮古島】ことし10月から始まった国の幼児教育・保育の無償化に伴い保護者が実費負担している主食以外のおかずやおやつなどの副食費について、宮古島市法人保育園連盟の金谷福代会長らは2日、宮古島市役所に下地敏彦市長を訪ね、副食費の無償化を求める署名を提出した。下地市長は「来年4月からの無償化に向けて取り組むことを約束する」とし、次年度からの無償化実施を明言した。
提出した署名は2702筆。請願書では幼児教育・保育無償化の対象が多岐にわたる中、子どもの成長発達の根幹を支える適切な栄養価を担保とした質の高い食事の提供ができるかどうかに懸念を示した上で、市内の保育園に通う3歳以上の子どもたちの副食費の無償化、副食費徴収に関連して児童手当からの徴収が可能となるような条例の整備などを求めている。