子と向き合い、創意工夫 琉球新報教育賞5氏表彰


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第5回琉球新報教育賞を受賞し賞状を持つ(前列左から)宮城真由美氏、中村謙太氏、仲本亜紀乃氏、(後列左から)又吉さきえ氏、喜屋武忠氏=4日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第5回琉球新報教育賞の贈呈式・祝賀会が4日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。琉球新報社の玻名城泰山社長が、受賞した教諭5氏に表彰状と記念品を贈った。

 同賞は教育現場で地道に真摯(しんし)に子どもたちと向き合い、意欲的に研究し、創意工夫を凝らしている教諭に光を当て応援し、たたえる賞で、琉球新報が創刊120年を記念し2015年に設立した。
 今回の受賞者は仲本亜紀乃氏(大宮小)、中村謙太氏(琉球大学付属中)、宮城真由美氏(石田中)、喜屋武忠氏(宜野湾高)、又吉さきえ氏(南部農林高)。
 玻名城社長は「沖縄の未来を担う子どもたちの健全育成のために、ますますの活躍と後進の育成に期待する」と述べ、教諭らの活動が周囲へ良い刺激をもたらすことを期待した。
 選考委員長で元県教育委員会委員長の新垣和歌子氏は「子どもたちがどう変容したのかに注目した。(受賞した5氏は)子どもたちの可能性を引き出すため、地道に創意工夫をしていた」と選考経過を報告し、5氏の日頃の努力をたたえた。