県産ミカン召し上がれ 「あまSUN」旬入り


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
もぎたてのあまSUNを頬張る女の子ら=7日、沖縄市の中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場

 【中部】中部地区晩生柑橘産地育成協議会(佐次田秀樹会長)は7日、沖縄市の中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場で、県産ミカン「あまSUN」の旬入りを宣言した。佐次田会長は「色、つや、味覚申し分ない」と今年の出来を評価し、「ぜひ贈答品や家庭でのデザートにしてほしい」とアピールした。

 商品は今後2週間にわたり、県内のファーマーズマーケットや量販店で販売される。

 あまSUNは県内最大拠点産地のうるま市をはじめ、沖縄市や本島北部地域で生産されている。今期は台風の影響も懸念されたが、例年と同等の31トン(うるま市28トン、沖縄市3トン)が出荷される予定だ。

 ただ、今期の中部地区の生産者は7人にとどまった。同協議会は生産者の拡大と意欲向上を目的に、中部地区あまSUN品評会を13日に初めて開催することを決めた。味や形の良さを審査し、15日のうるま市産業まつりで表彰する。