リベンジで17・68キロのロウニンアジ


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12月3日、恩納海岸で106センチ・17.68キロのGTを釣った安仁屋憲彦さん

 ルアーマンの安仁屋憲彦さんは、この時期になるとミジュンの群れを追って回遊してくるGT(ロウニンアジ)を狙って恩納村のリーフに出掛ける。これまで20キロの大物を釣り上げた実績があるが、今年はまだ釣り上げることができず、11月中旬に、もう少しのところで大物をバラシてしまった。

 同じ潮回りの2週間後の12月3日、ミジュンが入る時間は午前6時~午後6時半分と予測して、午前5時からポイントに入り、リーフの口に向かってルアーを投げては、巻き取ることを繰り返した。

 オニヒラがミジュンを追って水面が騒がしくなった午前6時20分、リーフ際を引いていたルアーに水飛沫(しぶき)を上げてGTがヒット。すかさずフッキングを入れると、海中に引きずり込まれそうな強い引き。ドラグを強めに締めたリールから10メートルほどラインが引き出された。ラインを出したら根ズレでラインが切られてしまう。魚に主導権を与えず、強引に引き寄せた。

 10分ほどで足元まで寄せた魚は、自己記録よりは小さいが今年初の大物。波のタイミングを見て引き上げたのは自己記録に少し足りない17・68キロのGTだった。安仁屋さんの挑戦はこれからも続く。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

12月8日、泡瀬海岸で32センチ、0.83キロのモンガラカワハギを釣った佐久間せなさん、せらさん、るきあさん
12月8日、屋我地海岸で75.3センチ、5.42キロのタマンを釣った池宮秀克さん

12月1日、伊奈武瀬で全長51.7センチ、2.8キロと50.5センチ・2.54キロと46.7センチ、1.99キロのガラサーミーバイを釣った大城保さん
12月4日、恩納海岸で110センチ、17.3キロのロウニンアジを釣った原琢哉さん

11月30日、那覇一文字で80センチ、3.14キロのツムブリと45.2センチ、1.17キロのヒレーカーを釣った仲村春さん
港川漁港で39.5センチ・1.06キロを筆頭に4匹のカーエーを釣った久手堅憲秀さん

12月3日、西原海岸で68センチ、3.84キロのタマンを釣った津波智明さん
11月24日、西洲で56.5センチ・2.48キロのタマンを釣った金折貴洋さん

12月8日、国頭海岸で38センチのトカジャーと36センチのカーエーを釣った島袋琉由さん
11月23日、なうら橋で64.7センチ、1.9キロのコチを釣った赤星良太さん