プロ野球OBらが指導する青少年健全育成「親子ふれあい野球教室」が14日、沖縄県浦添市のANA BALL PARK浦添で行われ、少年野球チームから約300人が参加した。
2年連続で本塁打王に輝いた西武の山川穂高内野手も特別講師として参加。ティーバッティングでスタンドインを連発し、児童らは大興奮していた。
守備、打撃をそれぞれ約1時間半ずつ行った。元巨人の大野倫さん、ダイエーなどで活躍した新里紹也さんらも指導に加わった。講師陣は腰を低く落とす守備の構えや球の軌道を想定したバットの振り方などを説明した。
山川選手はホームランを打てるようになるこつを伝授。構えてタイミングを計り、軸足を動かさずに腰を大きく振って思い切り打つと指導した。
12球団の現役選手のサインボールなどが当たる抽選会も行われた。山川選手のサインバットを引き当てた新垣光汰朗さん(11)=仲井真小5年=は「あこがれの選手に会えて本当にうれしい。ホームランのことも教えてもらえた」とバットを大事に抱え満面の笑みだった。