「小さいころからの夢にあと一歩」 センバツ21世紀枠で野球部主将 本部高に九州推薦表彰状


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岩﨑勝久県高校野球連盟会長(右から3人目)から21世紀枠の九州地区推薦表彰を受けた本部高校の上間均校長(同4人目)、野球部の幸地怜央主将(同5人目)、宮城岳幸監督(同6人目)ら=18日、本部町の本部高校

 【本部】県高校野球連盟(岩﨑勝久会長)と毎日新聞社は18日、来春の第92回選抜高校野球大会21世紀枠、九州地区推薦校に選出した本部高校に推薦表彰状を伝達した。

 同校で岩﨑会長から上間均校長に表彰状が手渡された。野球部の幸地怜央主将は「小さなころからの夢にあと一歩に近づいてうれしい。甲子園に出場できたら、勝ち進むことを目標に頑張りたい」と話した。

 本部は2年生14人と1年生3人、マネージャー1人の計18人と少人数チーム。強力打線が持ち味で、8月の新人中央大会で39年ぶりに準決勝に進出。9月の県秋季大会でも準々決勝まで勝ち上がった。大会実績に加えて、部員らが積極的に学校作りに取り組み、生徒会活動を推進したり地域ボランティア活動に参加したりするなどの姿勢が評価された。

 宮城岳幸監督は「保護者や地域の人々、いろんな思いを受けて頑張る部員を支え、甲子園で活躍できるよう準備する」と話した。

 21世紀枠は、12月13日に九州地区8校から1校が候補校に選出され、来年1月24日に全国9地区9校の中から3校が最終的に選ばれる。