子ども12人の大家族 日々慌ただしいが「みんな健康でよかった」 仲良しきょうだい いつも一緒


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【うるま】新川大介さん(36)、亜由美さん(37)夫婦=沖縄県うるま市=には12人の子どもがいる。30代にして7男5女の親となった2人。全員元気いっぱいで日々慌ただしいが、笑顔が絶えない家庭で充実している。「みんな健康に育ってほしい」と願いを込める。

子どもたちに囲まれる新川大介さん(中列左端)、亜由美さん(同中央)夫婦=12月17日、うるま市みどり町

 2人は市勝連出身で、家が近所同士だった。同じ小中学校に通い、その後交際を始める。18歳で結婚し、第1子となる長男の零也さんを産んだ。双子や三つ子はおらず、全員一人ずつ生まれた。2019年10月には12番目の子の心望(この)ちゃんが誕生した。現在、長男と次男以外の子ども10人と一緒に生活している。みんな仲良しで、遊ぶときも一緒に外出するという。

 18歳からの19年間で計12人が生まれ、周囲も驚く大家族となった。亜由美さんは「みんなが健康で生まれてきてくれてよかった」と顔をほころばせる。

 大介さんは「仕事したくても自由に動けないことが多い」と大家族ならではの苦労を語るも、一家の大黒柱としての誇りをのぞかせた。