豚コレラ、殺処分が全て完了 沖縄の6養豚場で7326頭


この記事を書いた人 問山栄恵
沖縄市で新たに豚コレラ感染が見つかった豚舎へ入る防護服を着た作業員ら(手前側)=10日、同市(小型無人機で撮影)

  豚コレラ(CSF)の発生を受け、沖縄県が実施していた県内6養豚場の豚の殺処分が14日午後5時すぎまでに、全て完了した。
 
  豚コレラ感染に伴い殺処分された豚は6養豚場で計7326頭に上り、県全体の飼育数20万6828頭(2018年12月末現在)の3・5%を占めている。
  
  豚コレラは8日にうるま市の2養豚場で確認され、10日には沖縄市の養豚場でも見つかった。うるま市の養豚場で飼育される豚2001頭ついては、殺処分と埋却などの初期防疫作業が11日までに完了した。【琉球新報電子版】