3酒造所、首里城再建へ泡盛ボトル発売 瑞泉、瑞穂、識名を3分1ずつブレンド 18日から土産品店などで


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 首里城再建を支援しようと、那覇市首里に酒造所を構える瑞泉酒造(佐久本学社長)、瑞穂酒造(玉那覇美佐子社長)、識名酒造(識名研二社長)がそれぞれの泡盛を3分の1ずつブレンドした商品「ひやみかさ首里城」(720ミリリットル、30度)を製造した。県内の酒販店や土産品店などで18日から発売し、売り上げの一部を県に寄付する。

 泡盛は琉球王朝時代に「首里三箇(さんか)」と呼ばれた崎山、鳥堀、赤田で製造されてきた経緯があることから、首里の3酒造所で連携して首里城再建支援に取り組むことを決めた。

 販売を担う喜屋武商店の喜屋武善範社長は「再建に向け奮起しようという思いを込めて『ひやみかさ』との名称を付けた。首里城再建まで販売を継続したい」と語った。価格は税込み1500円。