高嶺心萌がU17日本代表 ソフトテニス 沖縄県勢初、世界大会出場も


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高嶺 心萌

 日本ソフトテニス連盟は16日、U17全日本チーム選手を発表し、八重山高1年の高嶺心萌(16)が選出された。県勢選手がU17に選ばれるのは初めて。ナショナルチームは11月末までで、選抜メンバーによる世界大会出場も予定されている。

 高嶺は同高2年の吉川小百合と組み、全九州高校体育大会で県勢初優勝し、NTT西日本杯県高校競技大会でも頂点に立っている。2月からの合宿に向けて高嶺は「全国トップレベルの選手たちがどのような攻め方、守り方、ゲーム展開をつくっているのかを見て学びたい」と意気込んだ。

 高嶺の父で、同高女子の高嶺享史監督は「運動能力がずばぬけており男子に近い。ストローク、ボレーの技術も高く、代表入りでどれほど技術を吸収して成長できるか楽しみだ」と期待した。

 全日本代表は16年に、県出身の神谷絵梨奈(糸満高―東京女子体育大出―ジムキ文明堂)が選出されたことがある。