沖縄産のめんたいこってどんな味? 店舗兼工場が豊見城にオープン


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沖縄産めんたいこを売り出す沖縄やまやの店舗兼工場=1日、豊見城市名嘉地

 めんたいこ製造の「沖縄やまや」の店舗兼工場が1日、豊見城市の忠孝酒造の酒造見学施設内に開店した。泡盛をはじめ、県産のシークヮーサーと塩を原料に使った「沖縄産めんたいこ」を生産。初年度は1億円の売り上げを目標に、将来はアジア地域への出荷も視野に入れている。

 沖縄やまやは、めんたいこ生産大手のやまやコミュニケーションズ(福岡県)元専務の山脇実利氏が設立。1日の内覧会には、やまや本体の創業者で名誉会長の山本秀雄氏や忠孝酒造の大城勤社長、市内の関係者らが多数参加した。

 商品は県内関係者の意見を取り入れて、福岡で生産するめんたいこより辛みを抑え、シークヮーサーの風味を生かした爽やかな味わいに仕上げた。県内の量販店や土産品店、ホテル、沖縄やまやの店舗兼工場などで販売する。

 山脇社長は「県民、観光客においしく食べていただきたい」と話した。