JA再編、反対で集会 久志・辺野古 過疎化進行を懸念


JA再編、反対で集会 久志・辺野古 過疎化進行を懸念
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 【名護】JAおきなわ(普天間朝重理事長)の店舗再編計画を巡って、名護市の久志支店と辺野古出張所の閉鎖・縮小に反対する住民集会が18日、同市役所久志支所で開かれた。住民ら約200人が参加した。久志13区区長会などが、閉鎖・縮小に反対する要請書をJA側に提出する方針などを確認した。

 JAの計画では辺野古出張所は廃止、久志支店は「よりそいプラザ」への変更が掲げられている。要請書は、両店舗を利用する地域は高齢化が進み、名護市街地への交通の便も良好ではないことなどを強調。久志13区区長会の宜寿次聰会長(二見区長)は「農業が機能しなくなることや、過疎化が進むことを懸念する」と強調した。

 要請書は名護市軍用地等地主会、久志支店年金友の会、同店総代、同店運営委員との連名で提出を予定する。16日から署名活動も展開しており、要請書とともに提出する。

 久志など3支店の運営委員長を務める山城悟さんは「JAを中心に地域づくりをやっている。久志地区の組合員に説明するよう要望したが、いまだに連絡はない。閉鎖させないように心を一つにして頑張ろう」と呼び掛けた。