2019年のあおり運転(車間距離保持義務違反)の摘発件数が前年比9件増の12件だったことが20日、分かった。同日の県議会2月定例会代表質問で、県警の宮沢忠孝本部長が照屋守之議員(沖縄・自民党)に答弁した。
宮沢本部長は県内のあおり運転を巡る状況について、ヘリで上空から監視するなど取り締まりを強化していることや、沖縄自動車道で故意に車を衝突させたとして暴行罪で摘発した事例も紹介。
「あらゆる法令を適用して積極的な取り締まりや行政処分を実施する」と述べた。
また、国境離島における武装集団の不法上陸などに対処する「国境離島警備隊」を県警が来年度創設することについて、宮沢本部長は「県民の安全が確保されるとともに県土の保全に資することになる」とした。