プロゴルファー仲宗根澄香が金秀と契約 「沖縄にいいニュース届けたい」 父親が多良間村出身


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スポンサー契約の締結を報告する仲宗根澄香(左)と松本眞一=28日、那覇市泉崎の琉球新報社

 多良間村出身の父を持つ女子プロゴルファーの仲宗根澄香(28)=千葉県出身=が、金秀本社とスポンサー契約を締結した。期間は今月1日から2年間。28日、金秀の松本眞一副会長と琉球新報社を訪れ、締結を報告した仲宗根は「私もウチナーンチュの中に入れていただけたことはものすごくうれしい。沖縄にいいニュースを届けたい」と気持ちを新たにした。シーズン中、金秀グループのロゴが入ったサンバイザーやウエアを着用する。

 趣味でゴルフをしていた父・義明さんの影響で、小学5年で競技を始めた。2015年にプロテストに合格し、16年度にはステップアップツアーで2勝。19年度も同ツアーで2勝を挙げ「技術的にもメンタル的にも成長できている」と着実に力を付けている。

 昨年末のクォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージで5位に入り、今季ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスへの初出場を決めていた。今季はツアー初勝利、シード獲得を目標に掲げる。

 昨年のかねひで美やらびオープンのプロアマで金秀グループの呉屋守将会長と同じ組で回ったことが、スポンサー契約のきっかけになったという。松本副会長は「ぜひ応援してほしい」と呼び掛けた。