「変えよう」「帰ろう」 宜野湾市職員有志 働き方改革で市長へ提案書


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松川正則宜野湾市長(右)に提言書を手交する「まちづくり勉強会」のメンバー=3月25日、市役所

 【宜野湾】宜野湾市職員の有志でつくる自主研究グループ「まちづくり勉強会」は3月25日、市役所で松川正則市長に働き方改革の提案書を手交した。意識(組織風土)と働き方(業務の仕方)を「変える」、定時に「帰る」といった「ぎのわんKAERU宣言」と題した提言をした。

 勉強会は鈴木宏治基地政策部長の提案で、昨年1月に発足。11部局から12人が参加し、2月に職員アンケートを実施し145人から回答を得た。「このままではいけない」「変えていこう」などの回答を受け、今回の提言に至った。

 提言では(1)データ(様式など)や優良取り組みの共有(2)エクセル徹底活用(3)会議のペーパーレス化(4)会議のスリム化(5)働きやすい職場宣言の五つを提案した。松川市長は「総務部と調整し、どう生かせるか参考にしたい」と述べた。