春季高校野球の準決勝、決勝は中止 沖縄県高野連コロナ拡大を考慮


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 沖縄県高野連は6日、臨時理事会を開き、新型コロナウイルス感染症が県内で拡大している状況を踏まえ、第67回県春季高校野球大会(県高野連主催、琉球新報社共催)の打ち切りを決定した。アグレスタジアム北谷で予定していた11日の準決勝、12日の決勝は中止となる。

 臨時理事会では残り3試合を5月に延期する案も上がったが、感染が拡大した場合の対応として開幕前に確認した通り打ち切る判断を下した。ほかに県立学校が2週間程度の休校となることや派遣大会である九州地区大会の中止が決まっていることも影響した。

 準決勝進出を決めていた中部商、沖縄工、宮古、日本ウェルネスが夏の全国選手権沖縄大会のシード権を獲得した。

 同時優勝などの扱いはせず、夏のシード順は抽選会で決定する。