SNSで「おうちにいましょう」 沖縄市長やFC琉球・上里選手ら呼びかけ コロナ感染防止


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 【沖縄】新型コロナウイルス感染症の患者が沖縄市で確認されたことを受け、市は9日から、公式フェイスブックやLINEで「おうちにいましょう」と市民に呼び掛けている。桑江朝千夫市長やFC琉球の上里一将選手の写真付きでメッセージを投稿し、反響を呼んでいる。自粛期間の20日まで、市の関係者らが日替わりで登場する予定だ。

 市内では8日に2人の感染者が確認され、桑江市長が市民に外出を控えるよう、ホームページで呼び掛けた。感染拡大を防止しようと臨時休業する飲食店も増えている。

 外出自粛の周知を徹底しようと、会員制交流サイト(SNS)を活用。目に止まりやすくするため、市をホームタウンとするFC琉球などに写真提供を依頼した。担当者は「行政の情報は行き届きにくいが、多くの人に知らせる必要がある。誰が出てくるか楽しみにしてほしい」と話した。