北部の発熱相談所、4日から感染相談受け付け


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 【北部】北部地区医師会は1日、新型コロナウイルスへの感染が疑われる北部の住民が直接、電話予約をした上で、沖縄県立北部病院の敷地に設置している「発熱相談センター」でPCR検査が必要か医師に相談できる体制を整えたことを発表した。発熱相談センターの医師が必要と認めた場合のみ、県立北部病院の敷地内で検体を採取する。今後は北部地区医師会所属の医療機関でも検体採取を実施できるよう検討する。4日以降、土日を除く平日と祝日の午前9時から午後4時半まで専用の回線(電話)090(6865)2855で予約を受け付ける。

 北部地区医師会の稲嶺盛嗣事務局長は「事前に電話で予約してほしい。直接、発熱相談センターに行っても相談を受けることはできない」と話した。発熱相談センターでの相談業務は平日の午後2~5時。医師が必要と認めた場合、週3回、1日当たり5件ほどの検体採取を予定している。