「世界一の黒糖食べて」 波照間精糖、小中学校に贈呈


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黒糖を受け取った児童、生徒たちと黒糖20キロ入りの袋を重そうに抱えている山田真奈可さん(中2)=20日、波照間小中学校

 【波照間=竹富】波照間小中学校(金城聡校長)で20日、黒糖贈呈式が行われた。5月10日の「黒糖の日」にちなんで行われている恒例の行事。波照間製糖の金武清也所長、西波照間善光さんが学校を訪問、粒黒糖200グラムの20袋入りの箱を3箱のほか、粉黒糖20キロ入りの大袋を1袋贈呈した。

 金武所長は「皆さんに黒糖をプレゼントすることができ、うれしく思っています。世界一おいしい波照間の黒糖ですから、給食でおいしい料理を作ってもらい、たくさん食べてください。この味を忘れずに、島を出ても戻ってきてサトウキビ産業に携わってほしいと思います」と述べた。

 生徒会長の阿利優汰さん(中3)は「毎年、楽しみにしている黒糖を今年も頂けてとてもうれしいです。しっかり食べて、コロナウイルスに負けないようにしたいです」とお礼を言い、贈呈式を締めくくった。
 (新城あやこ通信員)