社会

「待ち遠しかった」 首里城、美ら海水族館など再開に地元客笑顔

約1カ月半ぶりに再開した首里城公園内を見学する親子=1日午前、那覇市首里(大城直也撮影)

 新型コロナウイルスの感染防止のため臨時休園していた沖縄県那覇市の首里城公園や本部町の沖縄美ら海水族館、沖縄市の沖縄こどもの国が1日、感染予防対策を強化した上で営業を再開した。久しぶりに施設を訪れた地元の住民からは「待ち遠しかった」と喜びの声が上がった。

 約1カ月半ぶりに利用を再開した首里城公園。人影はまばらだったが、地元の住民らが園内を散策する姿が見られた。散歩中に通りかかったという石島繁さん(67)=那覇市=は「今日から開いてるとは思わなかった」と偶然を喜んだ。親子で訪れた新里卓也さん(38)=浦添市=は焼失した正殿の跡を見て「沖縄の人にとって大切な場所と改めて実感した」と話した。

 沖縄美ら海水族館は約2カ月ぶりに営業を再開した。地元客らはリラックスした表情で豊かな沖縄の海を見て回っていた。休館前はほぼ毎日、水族館を訪れていたという北島明さん(74)=本部町=は「とても待ち遠しかった。ゆっくり見て回りたい」とうれしそうに語った。沖縄美ら島財団の佐藤圭一さんは「まだまだ収束したとは言えない。感染対策を実施し、県内の方を中心に安心して見ていただきたい」と力を込めた。

 沖縄こどもの国は入場をメインゲートのみとし、園内の一部通路を一方通行にし人の密集を避けるなど、感染防止策を取った。入場口に設置したサーモグラフィーで来場者の体温を測り、マスク着用を呼び掛けている。リニューアル工事を終えたサル山・サル舎も初公開、全国的にも珍しいトンネル型の観覧動線から来場者がサルを見ていた。



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