沖縄でマリンレジャーや体験型観光、最大半額に 6・7月限定の県民向けプラン


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体験型プログラムをPRするシーク旅行事業部の松川尚生部長(右)、松田翼アクティビティー事業責任者

 【那覇】沖縄県那覇市泉崎にあるインターネット広告代理店「SEEC(シーク)」(阿部隆太郎社長)は、新型コロナウイルス感染拡大で事業継続が困難な状況が続いているレジャーや体験型観光などを行うアクティビティー事業者を支援するため、県民向けに6、7月限定で通常料金より最大半額の体験型プログラム「県民割プラン 沖楽」を4日から販売している。

 同プランはマリンレジャーや山で遊ぶトレッキング、琉球ガラスやシーサー作りの文化体験など30種類300プランに及ぶ。県内の観光資源を県民向けに体験してもらおうと手数料はなしで格安に設定。

 新型コロナ対策としてアクティビティー事業者がこのプランへ参加する場合の基準は、使用施設に除菌液などの設置、対応時はできるだけマスクを着用、密集を避けるための対応処置と受け入れの制限など。

 シーク旅行事業部の松川尚生部長は「観光客や修学旅行生の利用が無くなったことで運営難に陥り、体験型アクティビティーの事業者が廃業すれば観光業界にとって損失。県内の皆さんにも沖縄の自然・文化を体感してほしい」と述べた。

 沖楽サイトは左記QRコードから。
 (喜納高宏通信員)