心磨く絶好のチャンスにしよう


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子
今年1月、伊江島で合宿したときの思い出の1枚

アスリート工房の中学生へ

 本来なら大会シーズン真っ盛り。冬季トレーニングで頑張ってきた成果を試している時期です。

 しかし、今年はコロナウイルスの影響で予想もしていなかった事態になりました。中学選手権は過去最強の布陣でリレー種目4連覇と大会新記録を目指して頑張ってきましたが、これも消えました。

 大会中止の連絡が入るたび、僕ら指導者も心苦しく思う毎日。寒い中、苦しくきつい練習を夢のために信じて必死にゴールに向かって走ってきたシーンを思い出すと涙が出そうになります。

 なぜ自分たちだけ?なぜこんなことに?そう思うかもしれません。しかし陸上に向き合ってきた熱い思いと経験は消えません。

伊江島合宿出発前の記念写真

 そして大切な家族やチームメート、関わってくれている先生方などに今だからこそ感謝の気持ちを忘れないでほしいです。

 この経験は今後の人生に必ずつながります。悩み・苦しみ・悲しみの中に新たな気づきもあります。

 宮本武蔵が目指した「剣禅一如(けんぜんいちにょ)」がアスリート工房の理念です。剣(技)を磨くのと同時に禅(心)を磨くことが大事です。今は禅(心)を磨く絶好のチャンスです。

 応援してるよ!これからもみんなを全力でサポートします。一緒に夢への挑戦を楽しもうね。

アスリート工房代表・譜久里武より