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ライブハウス「Gシェルター」が現店舗閉店 ネット配信へ転換 若手アーティストの拠点に

Gシェルターの最後のステージを飾りファンを楽しませたRYUKYU IDOL=9日夜、那覇市安里

 沖縄県那覇市のライブハウスGシェルターは6月末で現店舗を閉店することを決めた。9日、最終ライブとなる「RYUKYU IDOL定期ライブ」を催した。新型コロナ感染症の影響を受け、ネット配信を中心にした事業転換を決断した。オーナーの黒澤佳朗は「インディーズのバンドやアーティストが全国に広がる機会を手助けしたい」と話した。

 ライブでは黒澤が考案したセットリストで、RYUKYU IDOLが、アグレッシブなダンスと歌を約1時間披露し、訪れたファン約20人を楽しませた。ライブ終了後、リーダーのまいちゆうは「楽しい時やつらい時もステージに立たせてもらい、すべての思い出が詰まっている。最後に選んでもらえて感謝しかない」と言葉を詰まらせながら、閉店を惜しんだ。

 店は2004年に宜野湾市我如古で開店し、音楽やアート、映画などの多ジャンルの催しで、若者の交流の場としてにぎわった。13年に那覇市安里に移転し、主に若手インディーズアーティストのライブや県外からの全国ツアーを受け入れてきた。RYUKYU IDOLやむぎ(猫)の活動拠点にもなった。

 4月からライブ配信をしたことで、想像以上のリアクションを得られたことに喜びと可能性を感じ、事業転換を決断した。今後はアーティストの映像制作や小規模のライブ企画に力を入れる。「ネットの向こう側の人たちとつながりや喜びを感じてもらいたい。楽しみを一緒に感じられる人たちを増やしたい」と前を見据えた。
 (田中芳)



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