沖縄の熱中症搬送1.4倍87人 6月1~14日 今後も高温注意


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 沖縄地方は気温が平年よりかなり高い日が続いている。気象庁によると那覇は12日以降、連日、最高31度を超えている。県内の熱中症による救急搬送者数も6月1~14日で前年比1・4倍の87人となり、消防庁や沖縄気象台などは体調管理に注意を呼び掛けている。

 沖縄気象台によると、沖縄地方は19日以降も最高32度、最低28度など、平年よりかなり高い気温が続くと予想されている。気象台は18日に早期天候情報を発表し、「熱中症の危険が高い状態が続く」と注意を呼び掛けた。救急搬送された87人の熱中症患者の発生場所は、住居が33人で最も多く、次いで屋外が15人、工場などの仕事場が14人だった。