優良企業に中城村のスピア 厚労省ユースエール制度で沖縄労働局が通知 県内で9社目


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 沖縄労働局(福味恵局長)は18日、若者の採用や育成に積極的で、雇用管理状況などが優良な中小企業を認定する厚生労働省のユースエール認定制度で、情報処理・提供サービス業のスピア(中城村、崎原盛子社長)に認定通知書を交付した。県内9社目。

福味恵局長(左から4人目)からユースエール認定を受けたスピアの崎原盛子社長(同5人目)=18日、那覇市の沖縄労働局

 同社は従業員数76人、有給休暇の平均取得実績は13・9日。全社員に占める女性の割合が7割以上で、役員や管理職も6割以上を女性が占める。23年前の会社設立時から取り組む育児休暇制度の取得率は、女性で100%という。

 崎原社長は「キャリアアップのため、業務を可視化し、評価し、それに見合った教育を提供できるようにトライしている」と話した。