新たな議長に選出された赤嶺昇氏の一問一答は次の通り。
―議長選の結果をどう受け止めるか。
「会派として6月29日夜に初めて議長人事について話し合い、そこで会派として統一行動を取ることを確認した。今日の結果に驚いている」
―赤嶺氏に投票した自民や公明などと連携したのか。
「連携していない。我々は一貫して与党の連絡会議には当面参加できないことと、与党の議長人事にくみしないことを言ってきた。与党への信頼関係は今はない。我々が与党に対して何らかのポストを求めたこともない」
―自民はおきなわを玉城県政に対して「中立」との認識を示している。
「我々が与党であるとのスタンスは変わらない。昨日も知事公舎で執行部から議案の説明を受けた。今後も県民に寄り添い行動していきたい」
―与党3会派からは反発も予想される。与党内の足並みの乱れもあるが。
「他会派の状況は把握していない。二元代表制の一翼を担う議会の権能が発揮されることが大事であり、しっかり取り組みたい」
―水面下で自民側と何らかの協議はしたのか。
「していない。あくまで会派として統一した行動を取ることを確認しただけだ」