新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ観光業の回復に向けて、沖縄県那覇市は8日、市民が市内のホテルに5千円割引で泊まれる「那覇とまーるクーポン事業」を行うと発表した。宿泊時に市内の飲食店、土産店でそれぞれ千円が割引されるクーポンをもらえる。先着4万人が利用できる。10日から30日まで市民を優先に予約を受け付け、クーポンが余れば31日以降は県民全体に対象を拡大する。
10日から利用ができ、宿泊分は9月22日チェックイン分まで、飲食と土産は同24日まで。利用方法は、専用ウェブサイトまたは市内全戸に配布するタブロイド紙で対象のホテルを確認する。予約時に那覇とまーるクーポンの利用を希望すると伝え、チェックイン時に宿泊者全員の身分証明書の写しをホテルに提出する。
利用は1人1泊1回まで。宿泊料が5千円以下のホテルは消費税を除き無料となる。専用ウェブサイトはnaha-tabi.jp