95歳、ゴーヤー50本収穫 元気の秘訣は毎朝のジュース


社会
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30センチ台のゴーヤーを手に笑顔を見せる米須ツル子さん(左)と米須清廣長田自治会長=6月30日、宜野湾市長田

 【宜野湾】宜野湾市長田で1人暮らしをしている1924(大正13)年生まれの米須ツル子さん(95)の自宅庭で、ゴーヤーが最大50本ほど実を付けた。6月末には最大30センチほどのゴーヤーを収穫し、地域や家族、友人らに配った。毎朝すったゴーヤーをリンゴや豆乳などと混ぜてジュースにして飲み続けていることや、庭いじりが元気の秘訣(ひけつ)のようだ。

 ツル子さんの自宅庭の一角にはゴーヤーカーテンが設けられ、表面の突起が特徴的な実がぶら下がっていた。栽培には60~70年前に掘ったという井戸水や、鶏糞などの肥料を活用している。お勧めの食べ方は「ゴーヤーチャンプルー。豆腐や卵、三枚肉を入れるとおいしーさー」と話す。

 ゴーヤーの次はキャベツを育てるのが慣例という。長田自治会の米須清廣会長(65)は、両手いっぱいのゴーヤーをお土産でもらい「大きなゴーヤーがたくさんなっていて驚いた。地域で明るい話題だ」と喜んだ。