宿泊チェックインを無人化 6言語対応、決済も 北谷の2社が開発


社会
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「スマートフロント MujInn」でチェックインをしている様子=27日、県庁記者会見室

 宿泊業のユナイテッドコーポレーション(沖縄県北谷町、山田亮社長)とIT企業のゴールドバリュークリエーション(北谷町、金見義教社長)は、宿泊施設のチェックイン業務を無人化する「スマートフロント MujInn(ムジン)」を共同開発した。多言語対応のリモートチェックインシステムで、本人確認、宿泊者名簿作成、ナンバーキーの受け渡しなどを自動や遠隔操作で行う。

 中国語、英語、韓国語、タイ語など6言語に対応したリアルタイム翻訳チャット、南日本警備保障による駆け付けサービス、沖縄ファミリーマート店内に設置されている「ファミポート」での現地決済などの機能も備える。

 ムジンはユナイテッドコーポレーションの宿泊2施設で導入している。初年度は20~30施設、200~300室の導入を目指す。