社会
戦後75年・言葉を刻む 

お父さん、お母さん、姉さん、決して決して淋しがらないでください 言葉を刻む(5)

お父さん、お母さん、姉さん、決して決して淋(さび)しがらないでください。現代の青少年の生きる道に私は生きています

鹿児島県出水町、松尾巧さん


 1944年11月28日、海軍一等飛行兵曹の松尾さんは家族宛ての手紙にこう記した。

 「立派にお国に尽くすことができる事を何より光栄と致します」

 当時18歳。その後、フィリピン・ルソン島の基地に配属。何度も出撃し翌年帰国するも、45年4月7日、神風特別攻撃隊の一員として宮崎航空基地から沖縄の米艦船に向けて飛び立った。

 午後3時25分、「今ヨリ必中セントス」「萬歳」と打電し敵艦に突入し戦死。

(2019年、西日本新聞取材に提供された手紙より)



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