シーサーづくりに活用 首里城焼損瓦、14者が利活用へ


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 昨年消失した首里城の焼け残った瓦を利活用するアイデアについて沖縄県などでつくる審査委員会はこのほど、個人や団体14者計19件のアイデアを認定した。7月31日には県庁で、認定証交付式があり、認定を受けた各者に認定証が渡された。

 アイデアは県などが4~5月に募集し、県内外の19者から計24件の申し込みがあった。

 女子サッカーチーム「全保連琉球デイゴス」は、試合後に子どもたちと一緒に瓦を使ったシーサーを作るイベントのアイデアが認定を受けた。式に参加した金城愛理選手(29)は「首里城のために何かしたいと思っていたのでいいきっかけになる」と話した。