緊急事態延長で生活どう変わるの? 買い物は1人、深夜外出自粛…


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 沖縄県独自の緊急事態宣言の延長と警戒レベル引き上げに伴い、玉城デニー知事は13日、県民らに対して午後10時以降の外出を控えることなど計10項目の協力を呼び掛けた。クラスター(感染者集団)が発生した場合、発生地域と業種を特定し、局所的な休業や時短営業を要請することなども発表した。

 県は現在の状況が「県内全域が感染蔓延(まんえん)期」で、「感染拡大を封じ込めるためには県民一人一人の行動が最も重要」としている。

 その上で「買い物は原則1人で行く」「午後10時以降の外出は控える」など県全域での不要不急の外出自粛徹底などを県民に求めている。

 家庭内での感染が増えていることから、家族間でも高齢者や体調を崩している人への接触に注意することなど、最近の感染例を踏まえた要請もあった。県内でのイベントは、オンラインや感染防止策を取った上で規模を縮小して開催。来島自粛を求めている離島への渡航自粛も要請。本島と離島、離島間移動も必要最小限とするよう呼び掛けた。