「やかましくて眠れません」米軍普天間飛行場、17~21日に連日の夜間飛行 


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
米軍普天間飛行場に着陸する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=20日午後10時50分ごろ、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で17~21日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時すぎの夜間飛行が5日連続であった。県と宜野湾市の騒音測定では18日午後10時47分、上大謝名公民館で最大96.3デシベルの騒音が発生するなどし、市民から苦情が相次いでいる。5月から毎週、夜間飛行が続いている。

 夜間に飛行しているのは、常駐機の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイやCH53Eヘリコプターなど。最近は南側から着陸し、滑走路延長にある上大謝名公民館で激しい騒音が記録されることが多い。

 市の基地被害110番には、市民から「上空を飛んでやかましくて眠れません」「テレビの電波障害が発生している」などの訴えが寄せられている。苦情は市長が目を通して沖縄防衛局や米軍にメールで送信し「市民生活に配慮するよう」申し入れている。