おきなわ彩発見キャンペーン第3段実施へ 新たにバスツアーも


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 沖縄県は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける経済対策として、県内旅行喚起策「おきなわ彩発見キャンペーン」の第3弾を実施する方針を固めた。観光業界から要望を受け、新たにバスツアーを組み込んだ事業を始める。9月15日予定の県議会9月定例会に補正予算案を提出する。

 28日に、県議会与党の代表者に総額80億円超となる補正予算案の概要などについて説明した。

 補正予算のうち彩発見キャンペーンの予算額については調整中。県内各市町村の社会福祉協議会が窓口となる緊急小口資金の追加資金、国の雇用調整助成金に県独自の助成金を上乗せするための予算も計上する。

 県の新型コロナに関する補正予算は今回で6度目となる。これまでの新型コロナ関連予算の総額は1075億円に上る。

 経済対策のうち県民の県内旅行費の一部を県が助成する彩発見キャンペーンは、観光事業者への支援策として6月にスタート。これまで2度にわたって実施されてきた。